転じてお山そのものが御神体とされて来ました。
故に、登拝前後には厳格な潔斎が義務づけられ、
山行中は一木一草、石くれの一つたりとも
みだりに持ち帰ってはならないとされました。
どうか、身も心も清浄に御登拝下さい。 写真協力:米山孝志様

ハツ峰 天空を突きさすように山嶺をそびやかす八海山八ツ峰は、地蔵岳から不動ヶ岳を経て、やがて奥社大日ケ岳へと連なる。
白装束の一団が山行する断崖絶壁の峰々には、八海山大神を始め、天照大神、猿田彦大神、御獄大神、三笠山大神、稲荷大神、五龍王大神、八大龍王等、二十一社の大神一百有余の末社が鎮座されている。

山頂(奥宮)での礼拝 登項を極めた登拝者は夕刻、仄かな明かりが灯る中、礼拝を通じて下界での一年の垢を落とし神意を戴く。
人々はここで神人共食をし、身を浄めてそれぞれ下界に降りて行く。

写真協力:三条印刷様